週末FPのRiki × お金・育児・医療のお話

平日はサラリーマン、週末はファイナンシャルプランナー。お金・育児・医療のネタを中心にお話したいと思います。少しでもためになれば幸いです。

年利3%以上!?旅行するなら貯蓄より「旅行積み立て」がお得。

旅行積み立て

「家族で旅行に行くためにお金を貯めたい」と考えている方はたくさんいらっしゃると思います。

そんな時にぜひおすすめしたいのが「旅行積み立て」です。

銀行の預金よりも利率が高く、旅行に行く資金を増やすことができます。

今回は計画的に旅行に行く方にはぜひお勧めしたい旅行積み立てについてご紹介します。

 

 

旅行積み立てとは?

旅行積み立てとは、航空会社や大手旅行代理店が取り扱っているサービスで、お金を積み立てて6か月~5年の満期時に一定額が上乗せされ、積み立てた額以上の金額の旅行券を受け取れるという仕組みです。

上乗せされる額としては、積み立て額に対して2~3%前後であり、銀行に預けるよりも遥かにお得です。

利用する際にはいつ、いくら分の旅行券を受け取るのか決めたうえで申し込むのが一般的です。

将来の旅行のための資金を計画的に準備するのに非常に役立つサービスです。

 

積み立て方法はいろいろ

積み立て方法は、毎月払い、一括払い、ボーナス併用など様々です。

また、積み立て回数は6~60回(6か月~5年)が一般的です。

 

例えば、1年後に20万円の旅行券を受け取りたい場合、毎月の積み立て額の合計は19万6千円程度。

これに4千円が上乗せされる形となります。

※これはあくまでも一例で、実際には会社はサービスの内容によって異なります。

 

1年だと利息の効果が薄いですが、これを5年後に100万円の旅行券を受け取る積み立てを考えてみましょう。

分かりやすく最初に一括払いする場合、初めに90万円ほどを支払うことになります。

つまり、5年後には10万円近く上乗せされた旅行券が手に入るわけです。

 

満期で戻ってくるのは現金ではなく旅行券。他にも注意点が。

注意が必要なのは満期で戻ってくるのは現金ではなく、旅行券や旅行カードであるという点です。

「旅行積み立て」という名前の通り、用途は旅行に限られるということです。

 

また、満期後に受け取った旅行券の有効期限にも注意しましょう。

多くの場合、5~10年の有効期限が一般的です。

比較的長い有効期限が設定されていますが、うっかり忘れて気づけば有効期限が過ぎていた、なんてことがないようにしましょう。

 

上述のように注意点はありますが、預金と比べて高利回りですし、計画的に旅行資金を準備できる点は魅力です。

定期的に家族旅行をされる方、数年後に旅行を予定されている方、ぜひご検討してみてください。

 

 

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