週末FPのRiki × お金・育児・医療のお話

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ノロウイルス!簡単かつ効果的な除菌・消毒方法は?

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この時期、インフルエンザが猛威を振るっていますが、ノロウイルスも同様に流行のピークを迎えています。

2年ほど前、我が家でも息子がノロウイルスに感染し、家族全員に蔓延したことがありました。

家庭内での二次感染を防ぐためには、嘔吐下痢をした際の除菌・消毒が大切です。

今回はノロ対策の除菌・消毒方法についてご紹介します。

 

ノロウイルスの怖さは二次感染

ご存知のとおり、ノロウイルスは強力な感染力をもっています。

特に第一子が保育園や幼稚園に初めて入り、ノロウイルスにかかると、一家総倒れのリスクがあります。

親は子どもの嘔吐物を処理するため、ウイルスに直接触れる可能性が高いです。

そして、子育てをするまではそういったウイルスに直接触れる経験もないため、ウイルスに対する免疫がなく、重症化し易いのです。

我が家も長男から感染が拡大し、一家総倒れしました。

嘔吐物の処理を主に担当した妻がまず、倒れました。これは恐らく二次感染。

そして、その翌々日に私が倒れました。これは恐らく妻が使ったトイレなどから来た三次感染です。

 

厄介なのは、子どもが嘔吐したときにノロウイルスかどうか分からないことです。

単なる食べ過ぎや食あたりと考え、素手で処理してしまうこともあるでしょう。

しかし、万が一ノロウイルスであった場合には我が家と同様に一家総倒れになります。この時期に子どもが嘔吐・下痢をした場合、まずはノロウイルスを疑い、嘔吐物は適切に処理しましょう。 

ノロウイルスにアルコール除菌は効かない

家族の誰かがノロウイルスに感染し嘔吐した場合、家中の様々な部分にウイルスが付着します。

フローリング、ドアノブ、カーペットなどありとあらゆるものがウイルスに汚染されます。

二次感染を防ぐためには除菌・消毒が何よりも大切ですが、アルコール除菌はノロウイルスには効きません

嘔吐物の除菌・消毒には塩素系漂白剤の希釈液を使うこと

ノロウイルスの除菌・消毒に効果があるとされるのは次亜塩素酸ナトリウムを使った消毒です。

次亜塩素酸ナトリウムは家庭にある塩素系漂白剤(ハイターなど)に使用されています。

嘔吐物に直接使用される場合は塩素系漂白剤を50倍希釈 、ドアノブなど汚染箇所のふき取りや衣類のつけ置きには250倍希釈して使用してください。

 

二次感染を防ぐためには迅速に嘔吐物を処理することが大切です。

嘔吐物が乾いてしまうと、ウイルスが空気中を漂うことがあり、空気感染を引き起こす可能性もあります。

 

ちなみに、トイレに駆け込んで間に合ったからセーフという訳ではありません

トイレで嘔吐・下痢をした場合、しっかりと除菌・消毒しておかないとウイルスが残り、二次感染を引き起こします。

飛び散った汚れなどを拭き取った後、塩素系漂白剤を薄めて染み込ませた布などを使ってしっかり消毒しましょう。

除菌・消毒はノロキラー1本!

しかしながら、いざ家族が嘔吐した場合に手際よく塩素系漂白剤を用意して薄めるというのはなかなか難しいものです。 

特に子どもが嘔吐した場合はなおさらです。

急いで服を脱がしたり、あるいは泣き叫ぶ子どもを抱えたりしながら消毒液を作るのは至難の業です。

 

そこで我が家は塩素系漂白剤を薄めたスプレータイプの消毒液を用意しています。

ノロキラー」です

 

次亜塩素酸ナトリウムと水で生成されていますので、汚染箇所や、つけ置き洗いができない衣類に吹きかけるだけで簡単に消毒ができます。

また、食品添加物に使用される次亜塩素酸ナトリウムと塩素をイオン化し、中性にしてあるため安全性にも配慮しています。子どものおもちゃの消毒などにも使えます。

ドラッグストアなど実店舗でも購入できますし、お値段もさほど高くないのが良い点です。

 

また、少々お高くなりますが、ホテルや病院での使用実績もある「ウィルバス」も非常に効果的です。

 

厚労省からも「ノロウイルスに効果的」と認められた数少ない商品であることから実力は間違いないでしょう。

除菌・消毒以外にも長期保管できる点も魅力的です。常温、または冷暗所にて約2年間保管できるので経済的です。

 

以上、ノロウイルスの除菌・消毒方法についてご紹介しましたが、一番いいのは感染を防ぐことです。

インフルエンザのように予防接種はありませんが、ノロウイルスの感染予防にも手洗いが有効です。

石鹸を使って、洗い残しのないようにしっかり手洗いをすることで感染を防ぎましょう。

 

Riki